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2018.05.23
木造住宅

棟持柱のある家

古来より、伝統的に踏襲され続けられてきた、住宅の家型を、軒の出の深い切妻屋根と、家族の象徴としての棟持ち柱を用いて、 モダン和風にデザインしました。

内部は親しみのある、豊かで、居心地の良い内部空間になるように、スケール、ディティール、素材等に留意して設計しました。棟持ち柱の下端は、セルフビルドによる、デッキが取り付けられる予定です。景観や、ヒューマンスケールを考慮した、外観は、一見、平屋建てに見えますが、実は、2階建てになっています。

間仕切りは、設けず、床の材質、レベルを変えることにより 用途を分けていますが、明確な区分はなく、段差のある廊下や、階段の踏板に、座ってもいいし、畳の部屋は、段差を設けず、立ったり、座ったり、自由に生活できます。2階との階高は、一番低いところで、1m90cmとして、2階の様子がわかるようワンルーム的にしています。基礎張断熱をした床はウォールナットの自然素材のキヌカ仕上げで、素足に気持ちいいです。床下には空調機を設置しています。

床仕上げを畳敷きにしています。必然的に、立ったり、座ったり、寝転んだりする生活になります。畳の消耗度も 高いので、耐久性のある、琉球畳を使用しています。フローリング床は、スリッパは、はかず、素足で生活しますので、 ウォールナット床に、自然素材のキヌカ塗りとしています。開口部は障子と簾戸を、設置し、戸袋に収納していますので、カーテンを設ける必要がなく、すっきりとした壁面が現れ、絵などを飾るスペースが、できます。 また、その余白には、白の漆喰が壁が映えます。壁面漆喰壁は、お施主様のセルフビルドの施工になります。 これもOSの良いところです。正面窪んだ、壁面には、TVがすっきり収まります。巾木、廻り縁は、見せず、開口部枠は、面一収まりとし、目地で逃げて、全体的にシンプル、すっきり見えるようにしています。天井は、厚さ36㎜の杉のJバネルを化粧表して、2階床を兼用する、踏み天井としています。 高価な材料を使っている割には、天井を張らずに済みますので、結果としては、コスト削減になっています。 また、木のぬくもりが感じられる空間を、演出しています。

玄関ホールは、階高を低くしているため、2m5㎝という天井高さですが、木の温もりを感じさせ、低さは感じさせません。 次の部屋の吹抜け空間を、より効果的に、感じさせるための、一つのシークエンス的空間の役割を担わせています 正面やや左に見える、白い箱は、郵便ポストです。内部にLEDが組み込まれ、郵便物が配達されると点灯し、 ふたを開けた時も、内部が点灯し、郵便物が、容易に確認できます。また、断熱仕様になっている、優れものです。

料理を作りながら、居間、廊下越しに、外部の景色がみえます。これは、簾戸が、一役買っています。 外部からの視線をさえぎり、内部は見えませんので、外の景色を見ながら、プライバシィを気にせず、 開放的な生活が可能です。 手前のシンクは、お施主様、お気に入りの東洋キッチンの3Gタイプのシンクです。 まな板が、三段重ねになっていて、交互にスライドしながら、効率よく、作業ができる優れものです。

2018年5月23日 / 最終更新日 : 2018年5月24日 木造住宅
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